妊娠高血圧
症候群
-- 早期発見、早期治療、定期検診は必ず受けましょう --
妊娠高血圧
症候群とは
 

主に妊娠30週頃からあらわれる浮腫、 蛋白尿、高血圧を 三大症状とする、母体にも胎児にも悪影響を 及ぼすことの大きい、妊娠にもとづく症候群

妊婦の6〜7%に中毒症状がみられます

 

三大症状と
はじまりの目安
1. 浮腫
 

 

 

・朝起きた時足がむくむ
・500g/週以上体重がふえる
・尿量が少なく、口がかわく


 

2. 高血圧

 

 

 

・最高血圧140mm/Hg以上最低血圧90mm/Hg以上
・頭痛
・目がくらむ
・肩こり
・息切れ
・動悸など


  3. 蛋白尿
 

 

 

尿検査で(+)腎臓に病変がおこると尿にたんぱく質がでてくる


母胎への悪影響

 

重くなると難産(肺浮腫、子かん、脳卒中、胎盤早期剥難−無 線維素原血症で血がとまらない)で生命にかかわることがあ り、また半数近くの人が高血圧や蛋白尿の後遺症を長く残 します。


胎児への悪影響

 

早産は正常のときの2倍以上、低体重児の出生率は3〜5倍、 胎児死亡率2から3倍、仮死率2〜6倍といわれます。子宮内での発育がさまたげられるからです。

妊娠カレンダー
妊娠の生理
胎児の健康管理
妊娠高血圧症候群
貧血の予防
血液型不適合
妊娠中の異常
妊娠中の栄養
出産前の準備
産後の身体の
 回復と避妊

男女の産み分け

Home >> 産科医療情報 >> 妊娠高血圧症候群