からだへの気遣いが必要な時期です。


つわりが続きます。吐き気だけでなく、生つばがたまったり、胸やけがするなどの症状が出る方もいます。食事が召し上がれなくても水分は十分摂るようにしましょう。
尿の回数が増えてきます。
流産しやすいときです。激しい運動や過労、からだの冷え、外出には注意しましょう。長時間、同じ姿勢でいるのも良くありません。
喫煙は、胎児が酸素不足を起こし、流産や早産、死産、未熟児になる確率が高くなります。妊娠中は禁煙が望ましいのですが、どうしても止められない場合は、本数を減らす、タールの低いものに変える、少し吸って消すなど制限をしましょう。間接的な喫煙も影響がありますのでご注意ください。
アルコールの飲みすぎは胎児の成長を著しく害します。妊娠中は止めるか、できるだけ量を減らしましょう。目安としては1日にウイスキーで30ml、ワインは60ml、ビールは250mlを限度と心得ましょう。
薬は自己判断で服用せず、必ず医師に相談しましょう。仕事をもっている方は、妊娠していることを会社に伝えましょう。母体と胎児を保護するため、労働基準法や男女雇用機会均等法により、産前(6週間)産後(8週間)の休暇や軽易業務への転換、健診時間の確保などが認められています。事業主とよく相談し、無理のないように働きましょう。



母子健康手帳の交付を受けましょう。


■便秘対策

妊娠中は子宮が腸を圧迫したり、ホルモンによって筋肉の働きが鈍くなるため、便秘になりがちです。
繊維の多い野菜、果物を摂りましょう。
食事時間を規則的にし、毎日排便の習慣をつけましょう。
毎朝起床直後に冷水や牛乳をコップ1杯飲み、腸の働きを活発にしましょう。

■妊娠中の性生活

ご主人の理解と協力を得て控えめに、お腹に負担をかけないよう注意しましょう。また、感染予防のためコンドームをお使いください。
妊娠初期の気くばり
  ●女性が片足を立てた交叉位です。結合も浅く、腹部を圧迫しません。伸張位ですから結合は浅くなります。
  ●男性は腕を伸ばして腹部を圧迫しないようにします。
  ●正常位ですが、男性は腕を伸ばして女性に体重をかけないようにします。
妊娠中は避けたい体位
  ●女性が上になった騎乗位は、結合が深く、子宮を突き上げます。
 

●女性が足を上げ腰を高く上げた屈曲位は、結合が深く、腹部を圧迫します。

  ●肘膝位はお腹が大きいときは腹部を圧迫し、妊婦にとっては苦しい姿勢です。
*中期の母親学級に参加ご希望の方は、ナースまでお申し出ください。

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